This website shows that's Internet Explorer is enfant terrible.(このサイトはIEが恐るべき存在であることを示しています。)

概要

IEは今までもWebデザイナーやプログラマー、フロントエンドエンジニアを泣かせてきました。そして、それは今もなお続いています。

そこで、今までに遭遇したIEのトラブルをまとめてみることにしました。

IEさんマジ卍。

詳細な概要

IEさんのイカすところのほんの一部をこのサイトで再現しています。具体的には

  • Pjax, 特にBarba.jsが動いてくれない
  • 一部のOpenTypeフォントを読み込めない。読み込み可能にするには、ツールを使ってフォントのデータを改変する必要があるのだが、そのツールはWindows10では動作しない
  • Flexboxの中で中央寄せのためにmargin: 0 auto;を使うと中央ではなく右に寄る
  • スクロールバーの裏側までページが描画され、その分右に寄っているような表示になってしまう。右端から出現するタイプのページトップへ戻るボタンが実装されていると押しづらい
  • cssでレイアウトを決めるのに非常に便利なCSS Gridに一切対応していない(IEの今後の部分参照)。float:left;などで対応するのはハックであること、分かっています?

IEさんマジ卍。

マイクロソフトでは、コンシューマ向けの一般的なWebサイトのブラウジングにはMicrosoft Edgeを、IEとの後方互換性が必要な業務WebシステムではIEを利用いただくことをご提案しています。

Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11 - Windows Blog for JapanWindows Blog for Japan (2015/8/24)

つまり、一般ユーザーへの使用はWin10+Edgeを提案している、と言うことのようです。

IEの今後については、少し古いですが次のブログが参考になるでしょう。

Internet ExplorerはIE11がWindows 7とWindows 8/8.1における最後のメジャーバージョンとなることが明らかになっています。セキュリティ対策などのマイナーアップデートは今後も行われますが、新機能が追加される予定はありません。

Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11 - Windows Blog for JapanWindows Blog for Japan (2015/8/24)

つまり、便利な新機能や規格、新しいcssの指定、新しいJSに対応することは非常に難しいのです。

また、

  • Windows7: 2020/1
  • Windows8.1: 2023/1

とそれぞれサポート期限を迎えます。Net Applicationsの調査によると、2017年12月現在のデスクトップPCの使用率のうち、Windows7が43.1%、Windows10が32.9%であるのに対してWindows8.1は5.7%であるため、Windows7のサポート期限である2020年を目処にIE11のサポートは少なくなっていくのではないでしょうか?

このサイトは下記のブラウザで動作を確認しています。

PC

  • Firefox 58
  • Chrome 64
  • Vivaldi 1.14

くれぐれもIEでは閲覧しないでください。良いですか?絶対にIEでは閲覧しないでくださいね?IEでの動作は一切保障しません。